新沼謙治
いまやYou Tubeで何でも見れるよね。その恩恵をつくづく感じる。恩恵というより著作権侵害?
「新沼謙治」。
昔からとてもいい唄をうたうのに、今ひとつ注目をあまり浴びていない気がしていた。なんだか無性に聴きたくなって、You Tubeで検索してみた。だいぶ前に聴いた、とある曲のサビがとても印象強かった。 「津軽恋女」という曲だった。
彼の声質の素晴らしさに加えて、冒頭のフレーズの「抜き具合」がたまらない。(自分、ヴォーカリストなのでマニアック)。楽曲自体も個性的で、アレンジも素晴らしい曲だ。途中で眼鏡を外すシーンがあるのだが、久々にたまらない感情が沸き上がった。色気のある歌い手だ。へぶぃ~~ろ~ぅてぇいしよんデス♪
それに、この人は歌謡曲も演歌も歌える。両方似合う人というのは珍しい。今度コンサートがあったら是非足を運ぼうと思う。
確か「ヘッドライト」という曲の大ヒットで世に出てきた。当時のその曲を聴くと、現在の方が歌が上手い。いまは50歳過ぎだと思うが、ほんの数年前の映像と比べても現在の方が歌が上手くなっている。50過ぎにして唄い手として進化しているとは!
大ヒットを経て歌手としての地位がある程度安定してくると、歌がダメになる歌手が多い。もちろんお客に聴かせるだけの歌にはなっているのだが、楽に済ませている。身体と声と感情で唄い切っていない。肉体的に年齢を重ねたからというより、歌に対する姿勢の変化だと思う。せっかく昔はいい歌を唄っていたのに、怠慢さが見えてしまい、がっがりさせられることが多い。そういう中で、年齢を重ねても大ヒットした時期と同じに、いやそれ以上に素晴らしい歌を唄い続けられる歌手というのは少ない。
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